小さく可愛らしいボディ
細部までこだわったフォルム

誰からも愛されるデザインそれが PALRO です

人は小さくて丸いものは支えなければ転がってしまうと感じ、
本能的に愛着を持つ傾向があるといわれています。
PALRO は、球面や曲面を大切にした丸いフォルム。
威圧感がなく、思わず手を差し伸べたくなるような
可愛らしいデザインを実現しました。


球面と曲面
可能な限り継ぎ目の見えないやさしいフォルム。
PALRO のボディデザインは、曲面の美しさを大切にしています。
質感のよい ABS 樹脂を丹念に加飾した温かみのある仕上げ。
また、構造上見えてしまうパーツとパーツの継目も
極力目立たないデザインにし、親和性を高めています。

スティップリングレンズ
微妙な頭の角度の変化や動きが感じとりやすいフォルム。
LED が表示するパターンや色の自在な組み合わせ、そして、
まるで目があるように感じるこだわり抜いたデザイン。
向き合う人が PALRO の感情や視線を読み取るような感覚を覚えます。

カラーリング
PALRO のカラーリングは、親しみやすく、かわいらしく、
そして先進的なイメージをめざしました。
大切にしたのは、ロボットらしさと清潔感。
色による先入観や「好き」「嫌い」を感じさせず、威圧感が無いこと。
置く場所の周囲の色とも相性がよく、やさしく高級感のあるテイストに
仕上げました。

工夫をこらした構造も大切なデザイン

tec32.png
スイッチ類は背面に配置
音量調節は、会話が中断しないように専用のレバーを用意しました。
PALRO を両手で包み込むように手を添えるとレバーが操作できるように、また親和性が保たれるようにスイッチ類なども背面に配置しています。
PALRO と向き合ったままコミュニケーションできるように工夫されています。
※音量調節は言葉によって行うこともできます。

アクチュエーターケーブルの摩耗を抑える工夫
アクチュエーターに電力と制御信号を供給するアクチュエーターケーブルは、PALROが動作した際に「曲げ」「擦り」「引っ張り」が一点に集中しないように配慮しています。
ケーブルにたるみを持たせたり、渦巻状に配置することで、ケーブル同士、あるいはケーブルと他のパーツとの接触による摩耗を抑えています。
特に稼動頻度が高い部位には、形状や配置する位置を工夫した専用のケーブルプロテクターを設けて、摩耗を抑えています。