ハイブリッド AI

富士ソフトのロボット・コミュニケーション・テクノロジー

tec42.pngロボットと人とのリアルな会話を実現するため、
富士ソフトは独自のハイブリッド構造の AI を開発しました。
PALRO に搭載した独自技術であるフロントエンド AI は、
常に人に対するコミュニケーション行動の制御を行い、
クラウド AI は分析や解釈など膨大な演算リソースを必要とする処理を行います。
状況に応じ2つの AIをハイブリッドで制御することで知能の
幅が広がり、親和性の高い“会話感”の創出を可能にしました。

人が会話に集中し続けるためには、単なることばのやりとりだけでなく、相手としっかり向き合っていること、言葉と言葉の適切な間や抑揚、話の内容に適したタイミングでのテンポの良い身振り手振りなどが必要です。

また、過去の出来事や記憶に基づく知識や経験、趣味嗜好などの正確な情報をもとに行われる会話は、
話し相手に気づきやイメージの膨らみ、そして安心感をもたらします。

もし、これらの要素が少ないと、人はもどかしさを覚え、人間らしい“会話感”を感じることができないのです。
この人間らしい "会話感 ”の実現には、フロントエンド AI の高い能力が必要不可欠なのです。

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