クラス Sapie::CEventDispatcher

イベントディスパッチャ基底クラス [詳細]

#include <EventDispatcher.h>

Sapie::CEventDispatcherに対する継承グラフ

Sapie::CSerializeEventDispatcher Sapie::CSimpleEventDispatcher

Public メソッド

 CEventDispatcher ()
 コンストラクタ
virtual ~CEventDispatcher ()
 デストラクタ
virtual long RegisterEvent (CEventInfo *evInfo)=0
 イベントを登録する。

Protected メソッド

void NotifyCompletionOfEvent (CEventInfo *evInfo)
 イベント処理完了通知

説明

イベントディスパッチャ基底クラス

イベントディスパッチャでは、イベントを制御クラスから、イベント利用するアプリケーションへ 橋渡しをする機能を提供する。アプリケーションが求める関数フォーマットへの変換を行う。


関数

virtual long Sapie::CEventDispatcher::RegisterEvent ( CEventInfo evInfo  )  [pure virtual]

イベントを登録する。

制御クラスからコールされる。新たに発生したイベントの登録を行う。 イベントディスパッチャクラスでは、このメソッドを通じて受け取った イベントをアプリケーションへ通知するための仕組みを提供する。

引数:
[in] evInfo イベント情報。
戻り値:
イベントIDまたは、イベントの受付状況を返す。
  • 1以上:イベントIDを示す。イベントは遅れてアプリへ通知される。 イベント処理が完了した時点で各制御クラスへイベントで通知される。
  • 0: 関数の完了時点でイベント処理がすべて完了していることを表す。
  • -1以下: 何らかの原因でアプリへのイベント通知が行われなかったことを表す。

Sapie::CSerializeEventDispatcher, と Sapie::CSimpleEventDispatcherで実装されています。

void Sapie::CEventDispatcher::NotifyCompletionOfEvent ( CEventInfo evInfo  )  [protected]

イベント処理完了通知

プラットフォームへイベントに関連する処理がすべて完了したことを通知する。 CEventDispatcher() の実装クラスでは、 RegisterEvent() により通知されたイベントに対して、 もれなく本メソッドをコールしなければならない。

本メソッドでは、evInfoはdeleteしない。 delete は、 CEventDispatcher() の実装クラスで行うこと。

バージョン:
3.0以降


このクラスの説明は次のファイルから生成されました:

SAPIに対してFri Aug 2 21:58:33 2013に生成されました。  doxygen 1.5.5